同じ視点で見る一次情報

昨年、入籍して、嫁様と一緒に暮らし始めたり、嫁様のお友達の家に招かれたりで、

自分以外の人の生活を間近で見る機会が増えた。

その中で、自分や家族と違う生活スタイルだったり、仕草だったり、

ものの使い方だったり、様々な生活クオリティや効率化された生活の営み方を見て、

すごく学ぶ事が多い事に気がつかされた。



そして自分の生活スタイルなどの営み方を改めて考えさせられ、

まさにQuoliy of Lifeの基準が向上されたと思う。

本当、聞くより見て学ぶことって、ロジカルに説明されるより、

その重要さを切実に感じることができる。


良く会社でも直接顧客のところへ出向いて一次情報に触れる大切さを

繰り返し言われているが、

最初に書いたような生活に関する体験は、違う視点を私に与えてくれる。

それは、「同じ視点」でみる一次情報ということだと痛感した。

どーいうことかと言えば、

上記の体験は、同じ生活者である「私」と「彼ら」だから、そのすごさだったり、

良さに気がつけるということであり、BtoBのプロダクトメーカー開発者である私が、
直接顧客のところへ言っても、

同じユーザーとして、使用環境を見て学ぶことはかなり難しいと身にしみて感じたのだが、このニュアンスを理解して頂けるだろうか。

今回の一件は、視点の違うユーザーから学ぶことよりも、同じ開発者から学ぶという視点に着目すべき内容であろう。

うちの会社は、協力会社とともに新製品を開発しているが、その中で、協力会社へ出張し、他社の開発環境を見るということは、本当に勉強になる。

開発する環境の整え方であったり、開発に必要なツールを作る考え方であったり、

もしくは、彼らが設計開発した設計図やコードにもかなりの知恵が詰まっている。

今後、同じ視点を持った人たちの一次情報が本当に貴重な情報源だという点に

もっとスポットを当ててみようかと思う。