問題解決力セミナーに出席
うわー久しぶりの日記更新になってしまった。
今日は、問題解決力セミナーに出席して、「実戦!問題解決法」を執筆さている斉藤顕一 先生の公演を聴いてきた。
本は一通り読んではいましたが、公演を聴くと、先生の主張がとても重要だということに衝撃を受けてしまいました。そして、面白かった!(←これとても重要)
話の概要は、企業や個人が成功するのは、表面的な問題に取り組むのではなく、何が問題でどのように解決すべきなのかを考える力が重要との事です。
このことを前提に、自分の価値をUPさせるための3つのことをお話されておりました。
1.考える方法
2.考えを表現すること
3.実際に行動すること
いわゆる、正しく考え・正しく伝え・正しく行動することで、自分の価値を高められ、企業の業績が上がるといった好循環が生まれるとの事。
この考え方は、好きだなー。入社当時の気持ちを思い出した感じがする。入社当時はエンドユーザの不満解消や期待に応えるため、製品開発をし、社会貢献できるという単純な考えだったが、今考えれば、これが非常に重要なことなんだーって改めて感じた。いや、ただ感じたというより、深く理解した。
エンドユーザ中心主義で面白かったのが、顧客の個別対応ではなくて顧客のグループ対応で市場創造すべきという考え方。これは、非常に役に立つ考えだとおもう。顧客の個別対応はただのニード(need)であるため、必ずしも他の人が欲しいと考えていない。しかし、個別顧客のニードを共通項でくくる、つまり、ひとつ上の概念でグルーピングする「顧客グループ対応」というのは、ニーズ(needs)になるため、個別のニードにも対応することができる。
これを聞いただけでも、今回のセミナーは十分に有用だった。
最後に考える力を身に付けるためには、本の内容やセミナーで聞いたことを3つのポイントでまとめることを意識すること重要であるとおっしゃっていたので、意識的に実践してみようと思う。
- 作者: 大前研一,斎藤顕一
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2007/04/06
- メディア: 文庫
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